2017年1月12日木曜日

第28回「サンプラーガジェット"Bilbao"」【KORG GADGET】

January 12, 2017
こんにちは、りざーどです。
今回はKORG Gadget内で追加課金で購入出来るサンプラーの
Bilbao(ビルバオ)です。
Bilbaoとは
Bilbaoの良い点
BIlbaoの悪い点
で、結局あり?なし?
Bilbaoとは
1つのガジェットで16個の音を使用出来、
サンプラーなので当然自分で用意した音を取り込み使う事が出来ます。

しかし、内臓されているプリセットの音も結構な数が用意されており
リズム音色は使い勝手の良いものが多いのでリズムマシンとしても便利です。

私自身もブレイクビーツを作る際に好みの音色が多いので多用しています。

ガジェット編集画面のSAMPLEという黄色いボタンを押す事で
音色の変更やインポート(自分で用意した音を取り込む)が出来ます。

1~16のパッドを押す事で、押したパッドの横に赤いランプ(小さい点みたいな)が点きます。
ランプが点灯しているものの波形がガジェットの画面に表示されるようになっており、
その音の編集(PITCHやPAN等)を行う事が出来ます。

この辺りは少し触ると分かるようになると思います。他のガジェットよりもシンプルに
なっていますね。

Bilbaoの良い点
 1ガジェットで16個まで音を使える
 リズムマシンのLondonは8個まで、ワンショット系のAmsterdamは4個までなので、
 1台で使える音が多いというのは無駄に複数起動する必要も減るので便利な点です。
 リズム音色が豊富なので、リズム作りに困ったらとりあえず起動させて
 適当に触るというのが便利です。
 
 音の取り込みによる可能性
 アイデア次第でどんな使い方でも出来るのがサンプラーの良い所です。
Bilbaoの悪い点
 サンプリングの長さが短い。先ほど試してみましたが、
 話に聞いていた通り5秒程度です。

 ※さらに注意点としてサンプリングした音のPITCHを下げると
 サンプリング音の途中まで(5秒)になると音はならないようになっています。
 逆にピッチを上げるとPITCHを触っていない状態よりも音は伸びますが。。。

 音色選びがやや面倒
 Londonでの音色選びは各ボタンと音色を同時に選ぶ事が出来たのですが、
 Bilbaoは1つ1つ選ばないといけないので、音色を下の方にスクロールさせて
 選んでいくものが多い場合は、その都度スクロールさせていかないと
 いけないようです。(解決方法として、【sound program】という所で
 大まかに下の方にあるセットを選んでから個別にという方法もあります)

 リズム以外のプリセットが弱い
 Amsterdamとの差別化なのか他の楽器の音等がとても少なく感じます。
 今回の記事を書く為にBilbao縛りで曲を作ろうと考えましたが、
 プリセットではリズム、声ネタ以外が本当に少なくて諦めましたw
で、結局あり?なし?
 結論としては「あり」です。他の追加音源の価格に比べ安いですし、
 色々な可能性があるという点を考えると良いでしょう。
 例えば、Amsterdamでは4音しか使えないから同じ音色のPITCH変更を上物にしようとしても
 4つが限界(もしくは複数起動で管理がめんどくさい)となりましたが、

    一度取り込んだ音を全部のパッドに割り当ててPITCHを変えれば
 ガジェットの中にない楽器の音も一応使えるようになるわけです。

行き詰った時に手を伸ばしてみると何かしらの手がかりが手に入るかもしれません。
曲作りで良くあるのが、現状の自分の使える音や機材が弱いのではないか?と機材のせいにしつつ
新しいものに手をだしたくなるという奴ですw
KORG GADGETの場合、ガジェット選択画面で「こういうのもありますよ」と毎回アピールしてくるので
余計気になりますw
いくつか購入した中で私はとても使い勝手が良いと思いました。
購入したい欲に負けた時は試してみて下さいw

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