2017年1月31日火曜日

第44回「AppleLoopsで大事な事が、まだありました」【GarageBand】

January 31, 2017
こんにちは、りざーどです。
今回はガレバンの補足です。
ちなみに第35回「AppleLoopsさらに補足」の補足です。
とても重要な事なのに見落としてました。

第35回では、iphoneのミュージックをガレバンのAppleLoopsから読み込む事が出来るというのをやりました。iphoneの【ミュージック】に専用の【プレイリスト】を作って
ガレバンで使う音ネタをまとめておくというやつでした。

ここでの【重要な補足】というのが、

【使用するオーディオファイル】の【保存形式】についてです。

使用する音としてそんなに長い時間のものでないのであれば、
WAV形式、AIFF形式の無変換のものが良いです。

mp3も読み込みは出来るのですが、やや問題があります。
その問題というのは、

ビットレートとかの問題です。
mp3のファイルを使用した時、ガレバンの内部でどうやらWAVかAIFFに変換し使用しているようで、その変換の時に【音の冒頭にわずかな無音が生まれます。】

憶測ではありますが、実際にmp3をWAVに変換しパソコンで使用する時も同じように無音部分が生まれるので同じような処理を行っているという事でしょう。

詳しくは下に画像を貼りますのでこちらを見て下さい。

ちなみに同じループファイルを用意して
上からWAV、mp3の128kbps、最後にmp3の48kbps
となっています。
 ↑全体でみると何も差はないように見えるかもしれません。
やや、一番下の48kbpsが長いのが分かるでしょうか?

 ↑これが最大まで拡大した一番頭の部分です。ズレがあるのがわかるでしょうか?

このズレが及ぼす大きな問題
ボイスサンプルとかのワンショットだとまだましかもしれませんが、
【ドラムループ】等【リズムの大きな部分】をこの状況で作ってしまうと
致命的なズレが発生してしまいます。
そういうわけで【自分の用意したオーディオファイルはWAVかAIFFで】
というのが今回の重要な補足です。

〇mp3のズレを直すにはどうすればいい?
もし、最初から無変換のものがない場合だったら、もちろん自分でWAVに変換しても
無音は生まれてしまいます。
そこで解決方法ですが、
【ガレバンのメイン画面で最大まで拡大し、冒頭の無音部分を分割】
これです。

実際、私もよく利用します。ファイルによっては一音目の音がはっきりしないのもあるでしょう。その場合はハイハットだけのドラムでも打ち込んでそれとオーディオファイルが合うように位置を変更させて余った小節部分を分割とかでいけるでしょう。

今更ですが、今回のこの知識は頭に入れておいてください。
おそらくメトロノームの音なんて邪魔で消す人も多いでしょうw
私もそれで曲が完成しかかってからズレに気づいた事がありますw

ボーカルやラップを録音したのを並べる時にもトラックの無音部分のカットをした方が良いでしょうし、ネットでラップをする人達でマイクリレーとかの時にも【mp3からの変換には冒頭無音が発生する】という知識はあると便利だと思います。

2017年1月28日土曜日

第43回「AudioRecorderもかなりパワーアップしてました」【GarageBand】

January 28, 2017
こんにちは、りざーどです。
今回はまた、ガレバンのAppleLoopsについてです。
先日のバージョンアップからAppleLoopsもまだまだ出来る事が増えていました。

ガレバンでループファイル遊びについては以前紹介しました。

第32回「Garageband基本操作とApple Loops」【GarageBand】















新規作成からAudioRecorder(マイクの絵)を選び【メイン画面】に移動する。
その後右上の輪を描いた線の絵にタッチし使いたいループを押しっぱなしにして
メイン画面に持っていく。

以前はここまでの説明でした。しかし、まだ遊ぶ方法がありましたw

【メイン画面】で【貼り付けたループファイルを選択した状態】で
【画面左上のマイクの絵】にタッチしましょう。

オーディオレコーダーの画面になります。
そこで、左上の▽を押し、【マイクの絵】をタッチすると
ジャンル分けされたエフェクトがあります。

以前のバージョンのはFunというカテゴリに多く入っていますが、
追加されたものが結構あります。

本来はボーカルとかギターとか楽器のレコーディングをした後に
ここでエフェクトをかけるという流れでしょうが、
AppleLoopsにもエフェクトをかける事が出来るので
折角なら色々遊んでみましょう。

ギターのループにディストーションをかけたりだとか、
使用するエフェクトによっては音が全く違うようになります。
このエフェクトと以前紹介した逆再生とかも併用したら
原型をかなり壊す事が出来ると思います。


 ↑メイン画面でループファイルを選択した状態。左上のマイクをタッチ(FXの横)

↑オーディオレコーダー画面になるので、左上の【▽】から【マイクの絵】をタッチ 


 ↑色々なテーマのエフェクトが出てきます。Drumsと書いているからドラムにかけなくてはいけないとかはないので、ボーカルだろうが、シンセだろうが何でも色々試してみましょう。