2016年12月21日水曜日

第6回「ドラムマシン"London"で見落としやすいポイント」【KORG GADGET】

December 21, 2016
こんにちは、りざーどです。
今回のKORG GADGETの説明のポイントは
第3回目で行ったLondonの追加補足です。

音色の変更の際の注意点
EDIT
IFX
MIXER

音色の変更の際の注意点ですが、
以前ボタン音色の変更について説明を行いました。

Londonの音色の変更は
「ボタンの名前を押す」
「DRUM KITを変更する」

の2種類があります。

どちらにも関係する注意点ですので、まずは
「DRUM KITを変更する」を説明します。

iphoneの画面では小さく見にくいのですが、
DRUM KITという場所があります。
ガジェットのLondonを選択すると、
左の方に「BET ON IT」と文字が表示されています。
ここがDRUM KITという場所です。

ここを押す事で、001~063まで
色々なドラムセットに変更する事が出来ます。

ドラム1音づつ変更するより全体の雰囲気で
大まかに選ぶ事が出来ます。

そして、注意点に入るわけですが、目次にあげた項目の
EDIT画面、FX画面、MIXER画面全てがそれぞれの
DRUM KITによって設定が違います。
初心者の方はあまり気にしなくて良いかもしれませんが、
一応知識として入れておくと良いでしょう。


EDIT
基本画面になっています。
それぞれのドラムボタンには「TUNE」「TIME」「ONESHOT(GATE)」
の項目があります。
TUNE 鳴らす音の高さ(ピッチ)を変更します。
   スネアの音の高さを少し下げてバスドラムと馴染ませる等の
   使い方になります。

TIME 音の鳴る長さを変えます。OH(オープンハイハット)や
   CY(シンバル)等の場合効果を確認しやすいです。

ONESHOT(GATE) こちらは第3回目の記事を確認してください。
この、3つの項目がDRUM KITを変更すると、それぞれのDRUM KIT毎の
設定に変わります。微妙にTUNEの数値が変わっている等があります。
IFX
Londonでの各ドラム音に対しエフェクトをかける場所です。
「EFFECT」「CUT OFF」「RESONANCE」「LEVEL」
という項目があり、それを設定する事でエフェクトの種類や
強さ等を設定出来ます。

「PUNCH」「LOW BOOST」「REV」「MFX」という項目が
各ドラムボタンについています。

「REV」は第3回で説明した音の逆再生にするボタンです。

私は殆どIFXの所は使わないので、説明出来ませんw
基本コンセプトが初心者が楽しむDTMなので、
「こういうのがあるんだな」と思うだけでいいです。
ここもDRUM KITの変更と共に設定が変わる事があります。
音の鳴り方で気になる部分があってEDITを確認した後に
解決しない場合はここも確認すると良いでしょう。
MIXER
MIXER画面ですが、ここの画面は各ドラムの音のバランスの調整を
行います。
各ドラムの部分の縦フェーダーを動かす事で
音の大きさの調整が出来ます。

PANという場所は、音の位置(左右)を変更出来ます。

「OFF」「A」「B」という部分はエフェクト部分と関係しているようですが、
私には分かりませんw
つまり使わなくても初心者なら大丈夫です。

使うのは各ボリューム、PANでokです。

ここもDRUM KITを変更する事で設定が変わるので、
気になる場合は確認してみて下さい。

今回のまとめ
前回気にはなっていた部分を一応触れました。DTMをやりこんでいる人は
「エフェクトにこだわれ」「音色にこだわれ(作れ)」という意見が
多いと思います。

しかし、まずは楽しむ事を重視し、その先で自分の求める音が
見えてきたら音作りやエフェクトに触れていけば良いと思います。
「今日は無茶苦茶実験音楽をするぞ!」と決意しエフェクトをガチャガチャいじるとか
そういう遊びで触れていけば良いでしょう。

London音源のみでシンプルですが、作ってみました。
同じスネアを8つのボタンに配置し、TUNEでピッチを変更したものを使っています。
複数起動でこの音だけしか鳴らさないという風にして色々な加工したものを使うという一案です。
Londonは色々な音が入ってますね。








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