2016年12月19日月曜日

第4回「豊富な音色ガジェット"Marseille"(マルセイユ)を使いこなそう」【KORG GADGET】

December 19, 2016
こんにちは、りざーどです。
今回は、KORG GADGETのMarseille(マルセイユ)について
触っていきましょう。

〇Marseilleとは
〇使う時の注意点
〇Scale Windowのアルペジオ機能
〇Marseilleの音色
〇補足

Marseilleとは
ガジェットの説明には
「多彩な音色バリエーションを搭載したポリフォニックシンセサイザーです」
とあります。
主だった音については、ピアノ、ストリングス、ブラス、ベース、シンセと
なっていてこのガジェットだけでも作ろうとしたらある程度バランス良く
作る事が出来ます。

使う時の注意点
第2回の時にも軽く触れましたが、ガジェットを選択した時点で、
CHORDがONという状態です。
(和音で音を出す)
これをOFFにするには、ガジェットの編集画面の左(鍵盤の上)にあるCHORDという
ボタンを一度押してみましょう。
(もしくはScale WindowでChord Offにする)
これで鍵盤を弾いた時の音が単音になります。
「音が薄くなったなぁ」と思うかもしれませんが、
音を太くする(太くなる)というのがコードの特徴です。

Scale Windowのアルペジオ機能
Scale Windowを開くと、右上にArpeggiatorという文字があります。
これを押すと画面が切り替わり、RUNを押す事で鍵盤を押すと
自動でアルペジオという音の出方になります。
鍵盤をいくつか同時に押すと、押した音が
Type、Gate Type、Gate Time、Octave Rangeという設定に沿って鳴ります。
ちなみにCHORD ONの場合は押したコードの音でアルペジオ奏法になります。
しかし、コードの知識とかないという人や良く分からないという人は使わなくて良い機能です。
説明として一応しただけですw私も使いませんw

Marseilleの音色
最初の説明にもあるように音色は豊富で色々なジャンルに融通が利きます。
標準的に使うならピアノ、ストリングスの項目をガジェット編集画面で選ぶと良いでしょう。
しかし、Marseilleの面白い所はMiscという部分に結構あります。
シタール、三味線、琴、ガムラン等の民族系の音色があります。
122 ROCK DIST GUITARが個人的に気に入ってます。
(使う時はCHORD OFFでガジェット編集画面の左側にあるFX2のリバーブを切って、低めのオクターブ)
低い音にしたらかっこいい音になりますw

補足
Marseilleのまとめ

 ①起動したらCHORD ONになっている。
 ②エフェクトのHALL REVERBがかかっている。

この2つで音が起動した時点で化粧されていると思ってください。
①については、触れましたので、②について

ガジェット編集画面の左側FX1、FX2というボタンとEDIT1、EDIT2という、ノブがあります。
リバーブというのは残響音というか音の広がりとかを追加してくれるんですが、
それが強すぎると音がぼやけてしまいます。

メリハリのある音が欲しい時には切るのも良いでしょう。
そこでリバーブのエフェクトを切りましょう。

 FX2というボタンを押す。
 EFFECT TYPEにHALL REVERBと表示される。
 EDIT1とEDIT2のノブを左に回して0にする。

これでリバーブはかからなくなります。
(初心者の方はこのやり方で良いと思います。私もパラメーターの詳しい部分はわかりませんw)

色々な音色が入っているので、使う頻度は多いはずです。
今回の紹介で、「エフェクトってそういうものか」と色々触ってみるのも良いでしょう。
最後に今回用に作った曲。
Marseille5台、London1台です。






















0 件のコメント:

コメントを投稿