2016年12月17日土曜日

第2回「KORG GADGETの鍵盤を普通の鍵盤にしよう」【KORG GADGET】【重要】

December 17, 2016
こんにちは。りざーどです。

今回はKORG GADGETの鍵盤についてです。ガジェット(音色)を選んだ時に
鍵盤の数が極端に少ないものだったり、普通のピアノの鍵盤の並びじゃないという事に気づいたけど、「どこを触れば変わるのか分からない!」と不満に思った人も多いでしょう。

そこで、どうすれば普通の鍵盤の配置に戻せるのかの説明を行います。

〇鍵盤を普通の鍵盤に戻そう。
〇Scale Typeって?
〇Oct Positionって?
〇Oct rangeって?
〇補足(コードとか結構重要)

鍵盤を普通の鍵盤に戻そう。
 ①メイン画面からガジェットの編集画面(音の入力等を行う所)へ移動する。
 ②ガジェット編集画面の左下(鍵盤の左端辺り)にSCALEというボタンがあるので押す。
 ③新しいウインドウが出るので、そのScale typeをChromaticに変更(最初はDorian)
 ④続いてScale Step(右端の項目)の数字を12に変更しましょう。

 これで普通の鍵盤が表示されます。続いてこのウインドウ(Scale Windowと呼びますね)
 での他の項目について軽い説明をします。

Scale Typeについて
 先ほど変更したScale Typeですが、表示されている鍵盤を弾くだけでそれっぽいメロディーが
 弾ける等の利点があります。
  例えばmarseilleをガジェットで選択しそのまま鍵盤を適当に押しても聴きやすいという事です。
  ※marseille等のコード機能についても補足で説明します。

 しかし、選択したScale Typeの影響が入力画面(マス目)にもあり、使用していない鍵盤については
 入力画面でも表示されません。
 
 ただ、色んなScale Typeで雰囲気の違うメロディーとか
 自分にない部分を出すきっかけにはなるでしょう。

OctPositionについて
 ガジェットの編集画面にあり鍵盤の音の高さを変更するのに使用します。
 これを使用しなくてもScaleボタンの近くにある左右の矢印のようなボタンでも鍵盤のオクターブは
 変更出来ますが、これも小さく押しにくいので予め音の高さを「高めでいこう」や「低めでいこう」と
 決まっている場合は、鍵盤を戻す時等に同時にこちらも変更しても良いでしょう。

Oct Rangeについて
 ガジェットの編集画面の鍵盤の数を1~4(1オクターブから4オクターブ分)まで変更します。
 iphoneでの押しやすさを考えると1か2が良いでしょう。

補足(重要)
 現在開いているファイルで最初にScale Typeを変更すると、後々ガジェットを追加した場合も
 Scale Typeは同じものになっています。しかし、Scale Stepの数が12になっていない為、
 その都度12に変更しなくては普通の鍵盤の表示になってくれません。
 ※Scale Stepが12とは白鍵、黒鍵を足した数が12という事で、普通の鍵盤の数がそのように
  なっています。

 Scale Windowですが、ここでいくつかのガジェットはCHORDというボタンがあります。
 (ガジェットの鍵盤付近にあるものもあります)
 これがONになっていると、鍵盤を弾いた場合弾いた鍵盤のコードを同時に鳴らして
 くれるのですが、自ら入力しようとすると単音になる為コードがわからない初心者は戸惑います。
 また、単音の時と違い音が重なる為その音自身の1つの音が確認しにくい事もあります。

 コードで使用しない場合は、CHORDボタンをOFFにしておくと良いでしょう。

 「コードが分からないけど、コードの音を入力したい。」という方は、
 ガジェットの編集画面の録音ボタンと再生ボタンを押し、リアルタイム録音で行いましょう。
 綺麗に画面に入力は出来ないので、
  
  鍵盤を間違えずに弾くのが録音出来たら、
  入力画面から音の鳴る位置と伸ばす位置の編集をしましょう。

 それでコードの音の入力は出来ます。

まとめ
 鍵盤を普通のタイプにする事で、かなり曲作りのストレスは減らせます。
 楽しむ為の音楽作りでストレスが溜まっては本末転倒ですw

 実際、デフォルトでは普通の鍵盤とか設定の方で選べるようにアップデートしてほしいものですw




 







 
 

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