2016年12月18日日曜日

第3回「ドラムマシン "London"(ロンドン)を使ってみよう。」【KORG GADGET】

December 18, 2016
こんにちは、りざーどです。
KORG GADGETでおそらく一番使用頻度の高いであろう
ドラムマシンガジェットLondonを使いこなしていきましょう。

このブログでは、DTM初心者へ向けて
音楽知識のない人間が偏った情報を送りながらも
音楽を作る事の楽しさを知ってもらう

というのをコンセプトに行いますので
細かな部分の使いこなしという部分よりも
楽しむ為の方法を提示していきます。

まず、KORG GADGET、LE(無料版)どちらにおいても
恐らく殆どの人がまず選択するであろうドラムマシンガジェットLondon。
何も知らずに使っても楽しいんですが、結構手を入れれる部分も
多く奥が深いです。

今回は、iphoneでの使い方という点に焦点を絞って
小さい画面での使いやすさを突き詰めてみましょう。

 〇ipadとの違い
 〇複数起動のメリット
 〇ボタンの音色の振り分けの活用

ipadとの違いについて
 まず画面のサイズが違いますw
 そんなわけで、ipadでは表示される項目も、
 iphoneではいくつか表示されていないものがあります。

 ①ipadではガジェットの編集画面でもsoloとmuteのボタンがあります。
  つまりループ再生中にsoloでガジェットの音の確認とかが出来ます。
 ②iphoneのLondonの場合、各ドラムのボタンが8個の内6個までしか表示されておらず
  両端にある小さな?ボタンで07、08を選択するようになっているんですが、
  これが押しにくいw
  
  あと、入力画面(マス目)も07までしか表示されておらず、上下にスライドする事で
  08の表示をするようになっています。

この②の部分の解決方法として、

「使うボタンは01~06までにする!」

これですw
理由として切り替えに押しにくいボタンを押さない方が楽というのと、
入力画面でもスライドさせずに打ち込んだパターンを1目で確認出来る。
画面にある機能を全部無理に使おうとせず、使いにくいなら使わないというのも方法の1つです。
ドラムで8音全部使う事もそんなにないと思います。
敢えて使わないというのは次の項目へ続きます。

複数起動のメリット
 同じガジェットでも複数起動出来るので、それを活用しましょう。(LEは3つまでの制限あり)
 ドラムの音色をガジェットで分ける。

 例えば1つ目のガジェットはドラムとスネアのみを入力し、2つ目にはハイハットを入力等、
 gadgetだけで曲を作る場合は曲の展開により音の抜き差しが必要になってくるので
 バスドラム以外の音を、後の展開で入れていけるように別のガジェットに分けるというのも
 後々便利になります。

 もう1つ、ベロシティの機能を使わないw

 細かなベロシティの設定等はiphoneでは調整しにくくイライラしますw
 ガジェット複数起動の場合、メイン画面で音のバランス調整が出来るので、
 ベロシティの設定を行わなくてもイメージしたものに近づける事が出来ます。

ボタンの音色の振り分けの活用
 複数起動をする事で、1ガジェット6音使用でも2ガジェット12音等ドラムの音は
 豊富に使う事が出来ます。そこで、ドラムの音色で遊んでみましょう。
 ①01 BD Visualの名前の部分を押すと、ドラムの音色を変更出来ます。
 ここで、02も同じように BD Visualにしてみます。
 
 ②次に02の方はONE SHOTからGATEにします。(ONE SHOTというボタンを押せば切り替わります)
 
 ③画面中央にあるFXという場所を押し、エフェクト画面にします。
  02のREVという場所を押します。EDITを押して元の画面に戻します。

 クラブミュージックで聴く事が多い「逆再生」です。それを作りました。
 小節終わり等でリバースの音(ドラム、スネア、クラッシュシンバル等)
 を入れると次の展開へのメリハリがつけやすくなります。

 ちなみにGATEに変更したのは、リバースの長さが小節終わりに調整しやすくする為です。
 使用する音の長さによりGATEでの入力の長さも変わってくるので、位置調整をしてみて下さい。


今回は、Londonの機能の使いやすい部分を出来る限り使うという事で
説明してみました。自分の見やすい画面の使い方や細かな調整をせずに
直感で曲を作る為のアイデアとして活用してみて下さい。


















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