2016年12月20日火曜日

第5回「縛りの中で曲を作ろう1」【縛り】

December 20, 2016
こんにちは、りざーどです。

今回は、縛りについて。
ストレスを減らし楽しむというスタンスで行っていますが、
「自由に好きなようにやれ!」と言われても
何をどうしたらいいのか分からないというのが普通の反応ですw
そこで、今回は何かしらの制限を自ら設定しその中でいかに楽しむか?
という辺りに触れたいと思います。


今回設定する「縛り」ですが、「速さ縛り」です。
つまりTempo(BPM)を何かしら先に決めてしまうという奴です。

私が作る場合、今までで多かったのが、
120、130、170、175と大体この速さばかり作っていました。
最近は100と128が多くなっています。

速さと曲のジャンルは深く関係しているので、
作る曲の速さを決める事である程度、作るジャンルも絞れてきます。

ジャンルが決まってくると、自然と使う音色等にもある程度の目安が
出来てきます。
(もちろんジャンルの速さじゃなくてもそのジャンルをするのも良いし、
 そのジャンルにあまり使わない音色を使うというのも個性という点で
 OKです。楽しめばいいのでw)

KORG GADGETでのデフォルトのTempoは128になっています。
これはEDMの基本的な速さだからでしょう。

Oh!Say!Bomb!2016


 ドロップアウト

 別れの雨




今貼った曲はどれも速さは同じ128です。
しかし、感じる速さは違うと思います。

Oh!Say!Bomb!2016は4つ打ちがメイン。

ドロップアウトはブレイクビーツ、太いベースで圧迫感があるようにし
速く感じるようになっています。

別れの雨は128の半分の64でドラムを打つような感じです。

途中で速さを本来の半分の速さに変える等の手法は
曲のメリハリをつける事が出来ます
し、
メリハリという点で部分的にドラムを全く鳴らさないというのも
使いやすい方法です。

ドラムは半分でハイハット等の音だけ倍速等の打ち込み方も
最近の音っぽくなるでしょう。

「縛りっていう割に縛れていないんじゃ?」と思うかもしれませんw
しかしメロディーの打ち方(長さ等)はやはり速さに影響される部分が多く
曲を作っていく中で「速さ縛り」については比較的取り組みやすい「縛り」です。

いきなり自分の慣れていないジャンルに挑んだりするより、まずは好きなジャンルの速さで
やってみる事をお勧めします。(未知の領域で楽しむというのも勿論OKですがw)



















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