2016年12月25日日曜日

第10回「暴れ馬ベースガジェット"Miami"」【KORG GADGET】

December 25, 2016
こんにちは、りざーどです。

今回はKORG GADGETのガジェットアイコンの中でも
特に見た目で主張の激しいMiami(マイアミ)です。

触ってみると、とにかくうねるベースサウンドが
暴れて「おぉっ!」とまずは思うでしょう。
しかし、個性が強すぎる部分があり
「どう使おう。。」と悩むのではないでしょうか?
今回はマイアミを使いやすくしてみましょう。
マイアミについて
最低限の設定を触りマイアミの持ち味を消す
暴れるのをコントロールする
ワブルベースってどう使う?

マイアミについて

gadget内での説明によると
「昨今のエレクトロニックミュージックには欠かせない
 ベースサウンドを奏でるガジェット」
とあります。
DUB STEP(ダブステップ)等のジャンルで使われる
WOBBLE BASS(ワブルベース)というものに特化しているガジェットです。
しかし、冒頭でも書いたように個性が強すぎる反面、使いにくい印象と
使うと全部同じになってしまいそうという印象があるでしょう。

最低限の設定を触りマイアミの持ち味を消す

とんでもない事を言ってますねw

何事も個性が強いのは良いと思うのですが、強すぎると受け入れられにくい
という事がありますw

マイアミのデフォルトの音の場合、初心者は使いにくくなるでしょう。
そこで、わずかに設定を触っていきましょう。

ガジェットの中央に大きく位置するWOBBLEというデカいダイアルがあります。
おそらく最初の音色Vice Baseでは
時計で言う1時の辺りまでダイアルが回っています。
このダイアルを触って、左下(7時くらい)まで回して
WOBBLE DEPTHというのを0にしましょう。

これで、鍵盤を弾いてみて下さい。
先ほどまで暴れていたのに、急に素直になりましたw
それぞれの音色で同じようにダイアルが設定されているので、
そこを同じようにする事で使いやすい音になるでしょう。

個人的にはVice Baseの個性を消して、D4辺りの音が曲の底に敷くベースとして
重宝しています。
暴れるのをコントロールする

それでは、先ほどとは逆の方向に、「暴れ馬を乗りこなしてこそだ!」という人は
先ほどのWOBBLEダイアルの右側を見て下さい。

四角く囲まれた中に図形と1/2とか1/24とか分数があります。
ここを触る事で上手くコントロールする事が出来ます。

まずは、ガジェット入力画面で一音だけを1小節ずーっと伸ばしてみましょう。
ループ再生してみて下さい。
「ぅわんぅわん」音が鳴っていると思います。ここで、

RATEという数字(分数)を他のものに変えてみましょう。
1/2等の数字はうねる回数が少なく、
1/24等分母が大きくなるとうねる回数が増えます。

それと同時にSHAPEという図形を変えると音の質も変わります。(波形という奴ですね)

さらにWOBBLEダイアルのDEPTHを下げるとうねりの効きが減り、DEPTHを上げると
うねりが強くなります。

これが、マイアミ(ワブルベース)の使い方の基本となります。
その他の部分は興味を持つとより色々な音が作れるという部分ですが説明はしませんw
ワブルベースってどう使う?

私も最近ダブステップ等に触れだしたばかりですが、
小節の途中でRATEを変更して、ゆっくりのうねりから急に早くうねる
とかの使い方をしているイメージがあります。(早くうねる部分は音色を変えてみたり)
では、どうするのか?という事ですが、リアルタイムレコーディングは今回は触れずに
いきます。

 ガジェット複数起動です。

前半部分と後半部分をそれぞれ別のガジェット(Miami2台)で用意し、
RATEの数値だけ変えましょう。手軽ですw

もし、音を自分で作った場合は、

 音色変更画面のユーザーを選び、
 Save Asを選択する事で作った音色は保存出来ます。

 「保存するまでもないけど。。」っていう人はガジェット編集画面から
 メイン画面に戻り、
 左下のFunctionボタンを押し、ガジェットの「複製」を選びましょう。
 同じ設定のガジェットがもう1つ増やせます。

あとは、youtubeとかでDUB STEPを検索する事でワブルベースのイメージは固めれると思います。
個性を消して使いやすくするもの良し、暴れさせても良しw
是非使いこなしてみて下さい。


シンプルには以前からブログ内で貼っている自作の
「眠れぬ夜」が1小節で1/2、1/4、1/16と徐々にrateを細かくしていってます。










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