2016年12月31日土曜日

第16回「iphone(ipad)での細かい作業にはタッチペン」【KORG GADGET】

December 31, 2016
こんにちは、りざーどです。

KORG Gadgetで曲作りを毎回説明していますが、
いかにストレスを減らすかという事について重視しています。
そんな中、最初はあまり気にしなかった部分が段々気になってきました。

小さい画面では押し間違いが多い!

KORG Gadgetのインターフェースは素晴らしいと思います。

音も良いのが多いし、細かい部分を触る事でより自分の好きな音を作れます。

ただ、一番ストレスに感じた部分は
音を貼る時に長さが綺麗に伸ばせない!w

音の始まりはquant(クォンタイズ)があるからいいんです。
しかし音を伸ばした時に終了部分が綺麗にマス目に並んでくれない

まず、私はiphone5sで始めたのですが、画面が小さくそれだけではやりにくい部分が多かったです。
そして機種変更の時にiphone6sPlusを考えたわけですが、置いておらず。。
iphone6sとipad mini4にしました。

結果、腰を落ち着けて作る時にはipadを使用する事で画面も見やすくなりました。

しかしそれでも音符を伸ばす際には人差し指を微妙に回転させつつ
はみ出したら伸ばしなおすという作業が増えましたw

そんなわけで、電気屋で見かけたタッチペンを購入。

しかし、最近の携帯とかの契約の時に使うタブレットにタッチペンで
サインするという奴は勿論経験しているので、
「実際、字も書きにくいしどうなんだろう?」という気持ちもありましたw
そこでタッチペンのペン先が少し細いもの(あと安いもの)を選んでみました。

air-Jという所のATP-SLIM-BK
ペン先が5mmでした。6mmのが多いみたいなので、これを選択。

ペン先はフニャフニャと柔らかい状態で、全部の作業をこれでやるのには
しんどい部分もありますが、
ipadでの音符伸ばしについてはストレスが確実に減りました。
iphoneでも音符伸ばしは楽になりましたね。

音色選択とかは指で、ノブを回したりフェーダーを動かす等指で見えにくくなる部分
についてはタッチペン
という選択も良いと思います。

2016年12月30日金曜日

第15回「自分で打ち込んだ曲を新たなステージに!セルフリミックス」【KORG GADGET】

December 30, 2016
こんにちは、りざーどです。

今回は第13回の続きに近い内容になっています。

このブログを見てKORG Gadgetを触れている方は、
曲作りを始めたばかりの人をターゲットにはしていますが、
すでに他のアプリ、もしくはパソコン、楽器等
色々経験している人もいるでしょう。

どちらのタイプの方にもおススメな曲の作り方のアイデアを
今回は紹介したいと思います。

音楽を始めたばかりの方はこのブログでKORG Gadgetの使い方を知り、
作る楽しみを知りすでに短いループかもしれないが、自分で曲が出来ていたら
その曲をさらにバージョンアップさせてみましょう。

すでに何らかのやり方で自分の曲を作っている人は過去の自分の曲を
新たに作り直してみましょう。

セルフリミックスです。

よくダンスミュージックとかである「有名な曲の2016ver」みたいな感じですw

これを作りすぎると、代表曲1曲の一発屋みたいな恥ずかしさがあるかもしれませんがw

すでに自分で作った曲を時間の経過(作る環境の変化)に合わせ
作り直す事で、その時には浮かばなかった(技術的に無理だった)部分を
補える事があります。

これは、第13回の既存曲のいいとこ取りで自分で構築するという部分で言うと
自分の曲の中の「残しておきたい部分」を残し、
他の音を入れていくという事と同じです。

また、第5回の「速さ縛り」のように、元の曲と速さを変える事で、
メロディーとかの譜割りも変更する必要が出てくる部分
もあります。

あとは、速さ縛りに近い部分で言うと、ジャンルを変えてみる

以前作った曲を改めて違うジャンルにするなら、「どのような音色がいいか」等
自分の中で聴いてきた多くのインプットを出す事が出来ます。

この場合、そのジャンルを誇張して作るくらいの方が良いでしょう。
おそらく「そのジャンルらしさ」を出すようにしても「あなたらしさ(俺節)」が必ず現れます。

この手法、私もよくやっています。何も曲のアイデアが浮かばない時にとりあえず
過去の曲のメロを入力して違う音色で何かインスピレーションを受けないか
試したり今風の音を入れてみたりと色々なやり方で自分のやってきた事を確認出来るので
試してみて下さい。


最後に私自身が2010年頃に作った、自分としては代表曲扱いの
「R250」
 これは、当時使用していたRoland MC-307とXV-5080で打ち込み、パソコンに各パートを録音、ACIDで並べたものです。ドラムはサンプリングです。BPM130


これを、先ほどKORG Gadgetのみで焼き直ししました。
「R250(return2rave)」
ジュリアナテクノと呼ばれるあたりのジャンルにより近づけてみました。
 リズムは以前紹介したブレイクビーツを使用し(03のスネア変更、グリッドを部分的に32で細かくしました)
原曲のメインのシンセを残し、他の部分を色々つけていった感じです。BPM135と少し速さを上げました。

作った後に気づいた部分として、大きく影響を受けてる曲が2曲程分かりました。

 The prodigy Out Of Space
 ジュリアナテクノ全盛期の曲ですね。
今回のremixの際、偶然MarseilleのストリングスをコードONで弾くと初期ジュリアナぽさで行こうと決断した部分です。この曲の影響が大きいですね。

リッジレーサー rare hero
 namcoのドリフトが楽しいレースゲームです。この曲自体も前述のプロディジーとかの影響が強いとは思うんですが、自分の曲を作った後に冒頭メインフレーズとかも気づかずに自分でパクry..模倣していたのだなぁと
気づかされました(こっちの方向でリミックスするべきではなかった。。。w)

まぁ今回の曲リミックスの中で、個人的にはこの時代の音を吸収し出せるようになったという経験が出来たかなぁと思います。おそらくR250という曲は今後もしつこいくらいリミックスをしていきますw

まとめ
今回の記事で色々と書いてきた記事が連動してきたかなぁと。
模倣にしても、すぐに出来ない部分というのはありますが、いつかゆっくりと消化されアウトプットが出来るようになります。色々な曲を聴いたり楽しむ事を目的にガジェットをいじっていれば曲作りのステップアップは出来ますよ。