2017年2月3日金曜日

第46回「ガレージバンドで曲の途中のフェードイン、フェードアウト(オートメーション)はこうすれば出来る【GarageBand】

February 3, 2017
こんにちは、りざーどです。
前回は曲の最後が綺麗に終了するように【曲の設定】という所から【フェードアウトをオン】にする事で【曲の最後10秒がフェードアウトする】というのを説明しました。

それでは、曲の途中でのフェードインや曲が始まった時の徐々に音が大きくなるようにするにはどうすれば良いか?という部分を今回は説明します。

曲の流れに合わせ設定したボリュームの上下等をしてくれる機能でオートメーションというのがあります。本来はボリューム以外の部分もオートメーションという表現をする事があります。例えば、【KORG Gadgetでシンセのツマミの動きをリアルタイム録音で記録させる】とかもオートメーションと呼んだような気がします。
(いつの頃からか、こういう呼び方が定着してましたね。やる内容はすでに経験上やってましたが、「オートメーションて何だろう?どんな事をするんだろう?」と思っている時期がありましたw)

ガレバンではメイン画面から各パートの絵を押す事で「削除」「複製」「結合」等が選べます。その中に【オートメーション】というのがあります。
 ↑【メイン画面】の【楽器等の絵】をタッチしましょう。するとメニューが出てきます。
【オートメーション】を選択して下さい。


↑オートメーションを選ぶと画面が少し変わります。【画面左上の鉛筆マークのロックを解除】しましょう。(画面のようになります)

【ロックを解除】した事で【曲の部分にある直線にマーカーを打てる】ようになります。
マーカーを入れたい部分をタッチ しましょう(位置の変更は後でも可能です)

それでは、一度左上の鉛筆の部分から【ロック】してみましょう。
(理由として、ロック解除の場合はマーカーを増やしてしまう場合があるからです)


 ↑先ほど打ち込んだマーカーの部分を自分移動させる事が出来ます。
ちなみに元の【基準線より下は音が小さく】【基準線より上は音が大きく】なります。
画像の感じだとHipHopDrumMachineが5小節目に基準線、それまで2小節づつの2段階でボリュームの傾斜が着いています。

【このような作業がガレバンでのオートメーション】です。

これを使う事で、曲の始まりを0に近い状態から始める事が可能(急に音が出ない)

他にも各パートを徐々に消していったりとか、急に音が増えすぎないように等の対応が出来るようになります。
前回の10秒フェードアウトでなくて、【小節数でフェードアウトをはっきりさせたい】という方はこちらを利用する方が良いでしょう。 

あと、利用方法として
【ボーカル】

自分の経験でもあるのですが、ボーカル(ラップ等)は音が急に大きくなってしまう事もあります。(本来は録音の時点で安定出来たらよいのでしょうが。。)
サ行の発音等耳に刺さりやすい部分を【オートメーション】で下げたり、全体のボリュームのムラがなくなるようにこの機能を使うのも良いと思います。

もう少し拡大とかで細かい所まで触れたらなぁ。。という部分はありますが、この機能を使ってボーカル録音や曲の全体の調整に活かしてみて下さい。

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