2017年8月2日水曜日

第81回「初心者が陥りやすい曲作りの注意点」

こんにちは、りざーどです。
先日曲作りの時に改めて気づいた点があります。
 今回の内容は【打ち込み初心者の方には起きやすい問題】だと思うので
その解決法などを説明していきます。 

状況

①裏打ちハイハットを使用していない

②全てのパートが8小節のループ

③ストリングスのパートもatack0にして音がすぐに立ち上がる状態 これらの状況で起こりました。

それではどのような事が起こったかと言うと
 【次の8小節へ移る時に音が一瞬全て止まったような感じになる】という奴です。

再生する事で(使用するパートの数はその都度展開で違っても)
一気に選んだ音が立ち上がり、
ループ終了時に全ての音が一旦終わるからこのような状況が起こったと考えられます。

イメージとしては繋がった状態のウインナーのような感じですねw 

これを解決する方法はいくつかあります。

 ①裏打ちハイハットなどで小節終わりから次の小節へ繋がるような音を使用する。 

②ストリングスなどの立ち上がり(atack)を最初より少しだけずらす事で全部の音が一気に出ないようにする。

 ③短い小節単位のループだけでなく長めの小節ループのパートも作る。 

これらの事を導入する事でぶつ切りの状態から改善されます。

 以前当ブログでも初心者の方は短いループから作れば良いというアドバイスを行いましたが、【全てのパートを同じ小節数にするのではなくゆったりとした流れのパートなどを入れる】と曲自体も小さく纏まって(固まって)しまわず展開や流れを作りやすくなってきます。 

今回私に起きた状況はKORG Gadgetで作った小節ループをパソコンのACIDで並べている時に起きたので、打ち込み以外にもループファイルを並べて作るタイプの人にも起こりうる状況です。 

ループファイル使用する人も同じ小節単位のループだけでなく長めのループも導入すると良いと思います。 曲を作ってて何か違和感がある時はこのあたりを確認してみてはどうでしょうか?

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