2017年7月2日日曜日

第78回「打ち込み初心者が憧れる存在アカペラ」

こんにちは、りざーどです。
KORG Gadgetのアップデートが先日来ていますね。
今回のアップデートでDropboxへのエクスポート(ファイルのアップロード)がかなり早くなってます。こういう無駄に待つ時間が減るのはとても良い事だと思います。

さて、今回は以前から似たような事は何度か書いてる内容ですが、改めて。

まぁ今回の内容はモバイルから少し離れます。「パソコンでの」話ではありますが、私が音楽を作るのに興味を持ち始めた頃(大学生の頃なので20年以上前ですなw)
ちょうどインターネットが始まったり、それからCD-Rという夢のマシン(当時はね)が出てきたような時代でしたw
その頃音楽を作るのに興味を持ったのもクラブで踊るという遊びを覚えたのが大きな要因です(さらに以前から電気グルーヴを聴いていたので興味は持っていましたが)
徐々にクラブミュージックに関するCDやらが増えてきていくような時だったと思います。

その頃J-POPのハウスミックス等が時折クラブで流れたり、DUB MASTER X氏のリミックスやらクラブで普通のJ-POPが流れるのでなくクラブ仕様の曲が流れて

「!?何これ?」「欲しいっ!」

と思ったりしていました。と、同時に「俺もアカペラがあればこういうの作りたい。。」とずっと思っていました。しかし、当時は「やっぱ業界人じゃないとアカペラとか手に入らないんだろうなぁ」と思っていました。それから数年。。

波形編集ソフトで【歌あり】と【カラオケ】があれば、
【カラオケの波形を反転】させて合成すると打ち消しあって、ボーカルが残るという事が分かり、色々な曲を手作業でボーカル抜き出しに挑戦するという日々が続きましたw

(曲の始まり部分を完全に一致させないとダメな為、最大まで拡大してミリ単位でスタート地点を合わせたりしましたが成功するのは少なかったですね)

さらに年月が経ちここ数年間はとても楽になりました。
【歌声りっぷ】というフリーソフトがあり、これを使うと(成功するか分からない)細かな調整に時間をかける必要もなく、ほぼ自動でアカペラを作成する事が出来るようになっています。便利な時代になりました。

さて、

毎回注意点として挙げていますが、もちろんアカペラを使った曲をアップするのは著作権侵害となります。
個人的に楽しむ為のものという範疇にしておきましょう。

しかし、ボーカル抜き出しを勧める理由は一応あります。
①自分が普段使うコードとかでないものがある為、リミックスを作ってからボーカルを削除してインスト用として作り直す。
 これは、クラブミュージックを作るという点では使える発想と思います。

②歌を歌う人はプロのボーカルのみを聴く事が出来る。
 これはアカペラでないと気づきにくい被せやらコーラスやらを聴き取りやすくなります。あと、歌い手の上手い下手がすごく分かりますw

③丸裸にする喜びw
 歌を歌っている人は確実にわかると思いますが、アカペラを人に聴かれるのは恥ずかしいですwカラオケでは平気で歌えても、それ以外の場で「歌って」と言われたら歌いにくいのと同じですねw
綺麗にボーカルを抜き出せた時(エコー等も綺麗に残った状態)はなんとも言えない達成感がありますw

④抜き出したボーカルとカラオケをミックスして歌ありバージョンに戻すw
 理論上可能ですよねwこれのメリットはボーカルとかのミックスをする時の参考になるかもしれません。「意外に声細いなぁ」と思っても、同じレベルでカラオケとミックスするとベストのバランスになったりとかサウンドエンジニアとかがどういう仕事をしているのか?というのを勉強出来るかもしれません。

勉強【研究】という点ではボーカル抜き出しは何かしら得るものがあると思います。
ただし、【著作権についてはしっかりと理解し正しい使い方をしましょう】

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