2017年7月13日木曜日

第79回「Djay proでのアカペラ速度調整の補足」

こんにちは、りざーどです。
今回はdjay proでの補足です。
以前から紹介している手に入れたアカペラ等をiPhoneのミュージックからdjay proに読み込む事で任意の速さに変更する方法があります。

しかし最近触ってて気づいた部分で
変更したいアカペラ(仮にBPM120とします)を
BPM170の速さにsyncで変えようとすると
アカペラのBPMが85になってしまい、
元の状態より遅くなってしまう事があります。
これは多分変えようとするBPMとの差が大きい場合に起こる症状で、
syncでは変更出来ない問題があります。

↑こちらは 左側に速度を変更したいアカペラを入れ、右側に変えたい速度(BPM170)を読み込んだ状態です。アカペラはBPM120.1でした。


↑左側のsyncを押す事で本来なら右側のBPM170に合わせ同じ速度になるはずですが、
変更する幅が大きすぎる為か半分の速さのBPM85に変更になってしまいました。
今回はこれを解決していきます。





まず、アカペラを読み込むのは同じですが、読み込むとその曲のBPMが表示されます。ここで、そのBPMの数字をタッチしましょう。

すると、【BPM】【テンポ】という選択が出来るウインドウが出て来ます。(最初はBPMの方になっていると思います)
ここで、【テンポ】をタッチします。

すると、範囲±というのが出て来ます。
ここで大きなBPMの変更をする場合は【50%】や【75%】を選びましょう。

次にメイン画面の【mix】からアカペラを読み込んだ方のみを表示します。(1か2のどちらかです。左側に読み込んだ場合は1、右は2です)

次に画面中央下のフェーダーのすぐ上にある、丸いボタン(フェーダーとゲージの絵)を押しましょう。


すると、画面が変わり左側に縦フェーダーがある画面になります。
ここでフェーダーを動かすとアカペラの速さを変更出来ます。最初に計測されたBPMからフェーダーを動かす事でBPMの数字も変わるので自分の変えたい速さにしてみましょう。


↑画面左側のフェーダーを動かす事で自分の使用したいBPMに変更が可能です。小数点が気になる場合はキリの良い数字までBPMを変更し一旦録音して出力するのも良いでしょう。(もう一度ミュージックに入れる事でsync機能を使う事も出来ます)



変更が出来たら録音ボタンを押して再生する事でsyncでは変えれなかった速さのアカペラをdropboxやaudio share等に出力出来ます。

DJ用ターンテーブルのピッチ変更を行うという事ですね。syncのオートでなくマニュアル操作といった感じです。レコードと違ってピッチ変更の範囲が大きく変える事が出来るのがデジタルの良いところです。

これを使う事で理想の速さのアカペラに出来るので、もし行き詰まっていた方は試してみて下さい。







 














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