2017年5月14日日曜日

第72回「KORG GadgetのZurich最大の弱点と解決法」【KORG Gadget】

こんにちは、りざーどです。
最近は色々なアカペラをiTunes Storeでゲットして遊んでいます。
今回はそんな中で感じたZurichの弱点について。

KORG Gadgetで音声ファイルや歌を扱うのに必要なガジェットZurichですが、
どの辺りが弱点だと思いますか?

前回の記事でボーカルの速さの変更も解決方法が出来ました。
しかし、まだ致命的な弱点があるのです。

Zurichでは再生するポイントを変更する事で、1scene16小節までしか再生出来ないという部分を補っています。これにより長いボーカルでもsceneと各パート(ガジェット)の小節数を上手く使う事で曲を構成する事が可能です。

ただ、
【読み込んだ音声ファイルの0秒より前にスタート地点を持ってくる事が出来ないのです】

これが実は中々致命的な弱点でして、
ボーカルとかの多くが、小節のド頭から歌いだしているのではなく、歌が始まる直前の1小節(もしくは半拍)から歌いだしているものが結構あります。
小節の頭からの再生に合うように、スタート地点を合わせると
【ボーカルの最初に違和感等が生まれてしまいます】

「8小節目からボーカルを始めたいのに、アカペラの空白がないから出来ない」

というのが実際にZurichを使い始めると感じる事もあります。
この解決法ですが、やっと最近気づきました。

【1scene目】空白の8小節なりを作る
【2scene目以降】Zurichでアカペラを並べていく。
このようにしたファイルを【エクスポートしましょう】(masterでエクスポート)

【曲(というかアカペラですね)の再生までに8小節の空白を作る事が出来ます】

そこでエクスポートしたアカペラを改めて別の曲ファイルで使うようにしてみましょう。
小節終わりから始まる歌いだしもスタート地点を調整する事で
今までの強引なボーカルの始まりよりもスムーズなものになります。

今回の方法もiphone内だけで全て行えるのでパソコンを介する必要はなく出来ると思います。
私の場合は、DropboxやAudioShareを使っていきます。
今までZurichでやりにくいと感じていた人も多い部分だと思うので是非試してみて下さい。






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