2019年2月28日木曜日

第121回「KORG Gadget2来た!」【KORG Gadget】

こんにちは、りざーどです。
11:30頃についに待ちに待ったKORG Gadget2へのアップデートが可能になりました!
今回のアップデートでiOS版はバージョン4.0.0になりました。

・第2世代へパワーアップした最大のガジェット楽器コレクション。
・カラーを見直した新デザインを採用。直感的なユーザーインターフェース。
・基本性能を拡張。テンポチェンジやフェードイン/アウトに対応。
・MIDI機器とシームレスに接続が可能な「Taipei」ガジェットを新たに追加。
・Feedback Reverb、Exciter、Enhancer、Saturatorなど4つのIFXを新たに搭載。
※KORG Gadget 2で作成したプロジェクトファイルはKORG Gadget 1と互換性がありませんのでご注意ください。

となっています。
iPhoneメインでの記事とさせていただこうと思います。

まず、追加ガジェットは?という点。
アップデートする事で

Taipei(MIDI-Out Control Module)
Durban(Bass Effect Processor)

の2つのガジェットは自動で追加されています。
【Taipeiは外部MIDI機器を自由自在にコントロールすることの出来るガジェット】と紹介されています。詳しく分かっていませんが、MIDI機器と接続する事でTaipeiで打ち込んだシーケンスを外部MIDIシンセの音で鳴らす事が出来るという事かな?(違ったらごめんなさい)まぁもちろんそのシンセの音がiPhoneの中で鳴るわけではないのでミキサーなりになにかしらが必要な気がしますが。。
(私の昔の経験でいくRoland MC-307で打ち込んでXV-5080の音を鳴らすみたいな事をやる307的な部分なのかな?)

【Durbanは楽曲の土台を支えるコシのあるベースの音作りには欠かせない、ベースアンプガジェット】と紹介されています。こちらは以前追加されたギターアンプガジェットRosarioのベース版ですね。

これで、ギター、ベースという楽器と外部シンセへの繋がりが出来たという所でしょうか。

ここで気になる残りのガジェットについてですが、
PompeiとMemphisの2つについては、どうやらiPAD専用アプリのiMS-20(Memphis)とiPolysix(Pompei)を購入して、iPAD版コルガジェ2にインストール。
その後、iPHONEのコルガジェを起動してPompeiとMemphisの【購入】ボタンをタッチする事でリモートインストールが出来るようになっています。
※現時点でiPHONE単体では無理なのか、今後も無理なのか微妙ですね。Moduleも確かiPadからだった気がするので。

ちなみにPompeiはプリセット50音色、Memphisは89音色ありました。
無茶な発言をするとPompeiはPhoenixみたいな感じ、MemphisはDublinみたいな感じです。システム的にも多分。近い。はず。

★基本システムの部分で気づいた事
①メイン画面の色が以前より濃い紺色になり中央と左右でグラデーションになってる。
②ガジェット選択画面でジャンル分けでの検索が出来るようになった。
③各ガジェット毎にメイン画面で色の違いがある。(ちなみにその色の違いはTrack部分も色分けされている為見分けがつきやすくなっています。
(↓の⑥の画像参照です)

④Tempoの部分にメトロノームが搭載

⑤各ガジェット画面での現在の小節については黄色く目立つようになっている。

Bilbaoの画面です。現在表示しているのは1小節目(黄色)
再生されているのは3小節目の真ん中という感じですね。

⑥Trackの部分に名前を付けれる(Track部分を長押しするとBassやLead以外にEDITというメニューも表示されるので、そこを選んで名前を付けれます)

⑦ファイルを開く際【検索】機能が搭載

★テンポチェンジとフェードイン/アウト
おそらく今回の目玉であるこの機能について説明します。
メイン画面で【Func】を押し、【Scene】の4/4×1みたいな部分をタッチすると薄いグレーのウインドウが現れます。この中をスライドしていくと
【シーンテンポ】というのがあります。最初は【無効】になっていますが、ここをタッチして【有効】にする事で下にBPMが表示されます。ここを変更する事で【このSceneはこのBPMで再生】という風になります。スムースというボタンもあります。

同じように【フェードイン/アウト】も最初は【無効】になっていますが、有効にしてパーセンテージをいじる事でフェードの感じを調整できます。


取り急ぎ今把握できている情報をまとめてみました。
あとはまだ発表されていない2つのガジェットの情報が気になるところです。

しばらくはみなさんテンポチェンジを使った曲を作るんだろうなぁと思ったりw
出来る事が増えるのはやっぱりいいもんですね。セールも始まったのでこれを機に踏み込んでみるのも良いかもしれません。

第120回「改めてガレバンについて考える」【GarageBand】

こんにちは、りざーどです。
最近ガレバンを使用して改めて良いアプリだなぁと思った反面、
ここが良くなったら最高なのにという不満点も多く出て来ましたw
基本的に満足しているというのを前提に、不満点を多くあげてみます。
コルガジェとの比較という部分が大きくはあります。

ここがイイ
無料
全体画面が横の為小節数等把握がしやすい
ボーカル録音の手軽さ
キーボード画面の鍵盤が大きく弾いている感覚が少しある
コード編集を使う事でコードを知らなくても色々試せる

まず、無料である事。これは大きいですね。
そして、ボーカル録音の手軽さ。録音した際のかけるエフェクトであったり、いらない部分をカット(分割)したりはかなり手軽に出来ます。
キーボード画面の鍵盤は大きいのでオクターブ移動がない場合だと弾いている感じでやりやすいです。
コードについて試しやすいのでコードを分からなくても形にしやすい。

この辺りがコルガジェと比較してやりやすい点かな?と思います。

2019年2月18日月曜日

第119回「ガレバンで久しぶりに曲作り」【GarageBand】

こんにちは、りざーどです。
コルガジェのアップデートをただ待っているのも何かもったいないと思い久しぶりにガレバンで曲作りをしました。
今回はPipa(琵琶)を使ったやや和風ぽい曲です。
町人のテーマ(PARTY PEOPLE)ですw
あいかわらずのタイトルw

琵琶音源を3個使い、それぞれ押す位置は違うようにしてみながら、「らしさ」を出すようにしてみました。あとは、お馴染みのAPPLE LOOPSを使ってドラムを用意。
今回(というか今までも?)使ったドラムのループは【Bongo Classic Break】というもので、これを使うだけでかっこいいビッグビートとかが使いやすいです。
そこから全体の小節数を伸ばし構成を作りながらシンセで低音とリードを入れ、SOUND LIBRARYのトイボックスから声ネタをチョイス。
言葉の意味は分かりませんが、かっこいい雰囲気になるのでオーケーw
声ネタは【分割】や【逆再生】をしています。

久しぶりにガレバンをボーカル録音以外で使いましたが、最初に触ってからずっと触っていなかったトイボックスの声ネタも加工次第では色々使えるような気がします。
あと、以前からAPPLE LOOPSを推しているのですが、これの良い点は曲のテンポに対し合わせてくれるという点ですね。

【ここから重要】
つまりガレバンで全部作る気はないけど、気に入ったドラムループがある
というような場合、
ガレバンで使いたい声ネタを8小節なり4小節なり貼り付ける。
ガレバンでテンポを作りたい速さにして出力
出力先を【AUDIO SHARE】にする。
【コルガジェ】のZurich等で取り込む。
これをする事でReasonのREXファイルを作ってStockholmで読むという作業に近い事が出来ます。あくまで近い事ってだけですが。
ギターフレーズのループをRosarioで読むとか、色々出来る可能性があると思います。

無料のくせに結構色んな事が出来るガレバン。
まだまだ色んな事が出来そうです。(こっちのアップデートも早く来いw)