先日紹介したGadgetSonic2018参加用にもう1曲投下しました。
song of GadgetSonic(ガジェットソニックのうた)
目立つ事をしなくては!とラップをやりましたw
まずは、この紹介をw
ネットストリートの路地に集ったスマホを弄る老若男女ベストビートを持ち寄って競い打ち上げるFIRE WORKS!!!あらゆる都市を縦横無尽にLondon、Recife、Stockholm仕入れた火薬をバチバチ鳴らしてこの夏一番王者を決める!磨いた感性未だ未完成それでも誰にも負けないハート!皆それぞれが違う色出して空で混ざり合い新たな色へ音と光の軌跡より高く空の景色がより遠くまでまだ知らぬ人に届くまで空に広がる大花火!!!天に届くまで鳴らせコルガジェ勢いはまるでJet Sonic!!!僕らで競うドッグファイト!目指す頂点Gadget Sonic!!!
といった歌詞です。夏だし、祭りだし、花火大会っていう感じで作ってみました。
ロンドンレシフェストックホルムの部分はドラムも そのガジェットを使うようにしています。今回は、前回覚えたブレイクビーツのドラム部分をわずかにずらすというのを使用ちたのと、あとは後半に入ってるスクラッチのような音です。
このスクラッチの音Recifeのみで作っているのですが、時間と手間をかければスクラッチに近い事が実は可能です。どのようにやったかについて説明をしていきます。
さて、今後もRecifeを使っていく上で一度やっておくと良い事をまず紹介します。
ほとんどのガジェットについているInitというデフォルトの状態がまずRecifeにはついていません。自分でドラム等を音色を選んで組んだりしていく事も考え手動で【Init Recife】を作るのが良いでしょう。【start】【length】【decay】【pitch】【pan】【level】
このあたりを全てのパッド同じにしましょう。
【start】0%
【length】10000.0ms
【decay】0.0ms
【pitch】0
【pan】中央
【level】100
(私の場合はgroupというのも切ってます。
ついでに音色も全部同じにしています。)
※何気にピッチ0にしていくのがしんどかったりします。
全てのパッド(16個)を同じにしたら、まずは間違いのないように
【とりあえずプロジェクトを保存】
そのあと、ドラムキットボタンから【ファクトリー】から【ユーザー】に切り替え。
【Save As】を押し、Init Recife等自分がわかるような名前に変えておきましょう。
これをしておく事がこの後紹介するスクラッチキットを作る時にも役に立ちますし、色々なハイハットを集めただけの【ハイハットキット】等を作るのにも便利です。
続いてスクラッチキットの用意ですが、声ネタだとVocal Technoの「アテンション」てのが一番使いやすいかな?と。スクラッチ自体は色々な音を使う事も出来るのでこれはそれぞれのアイデアとセンス次第という部分もあります。
ただ声ネタだとアテンションが一番良いかな?
(実際はBilbaoにリバースボタンがあれば、サンプリングで取り込んだものを使えるので最強になるんですが。。。)
それでは、とりあえず16個全部に同じ音を選びましょう。
実際はそこまで数なくてもいいかなw今確認したら10個使ってますね。自分の今作った物では。
①オリジナルのまま
②start16% length102.3 pitch-512
③start0% length98.5 pitch+212
④start0% length97.2 pitch+482
⑤start0% length57.2 pitch+1049
⑥start86% length10000.0 pitch0【リバース】
⑦start85% length10000.0 pitch+1101 【リバース】
⑧start87% length10000.0 pitch+2238 【リバース】
⑨start73% length97.2 pitch0 【リバース】
⑩start73% length112.9 pitch+2400 【リバース】
Vocal Tecnoを使い10個このように設定しました。
ポイントとしては、②と⑨ですね。声ネタでなくサーといったノイズのような部分。
実際にスクラッチをやった事がある方ならこれを感覚で配置できるかと思いますが、スクラッチというのはレコードを前後にキュキュっとこすった音です。これは皆さん知っていると思います。
ただ、実際は【普通の速さでのオリジナルの再生】と【同じスピードの逆再生】ではないのです。オリジナルの声ネタをリリースした後に2回刻んで元の状態に戻したり、1回で戻したり、戻すスピードも変わってきます。つまり戻す時に音のピッチもあがるんですね。戻す時だけでなく音ネタをリリースするのでなく前後に動かす場合もあるので【リバース状態でなくても】ピッチがあがる場合もあります。
ターンテーブルの場合はリリース時の立ち上がりにわずかな遅れとかが生じ音の立ち上がりのピッチが遅い事もあります(個人的には上手くいってない時にありますがw)
つまり速さ(ピッチ)の違う音を【前とリバース】を入れたらスクラッチっぽくなるという事です。
そこで②と⑨のような声の入っていないノイズ部分を間に入れたりする事でよりレコードのスクラッチぽさを出す事が出来ると思います。
さらに厳密に(自分にも厳しく)言うと
「アテンション」という声ネタを使いましたが、上の状態は「ア」の部分のみを使っている状態です。
「ア」「テンション」と声自体が区切れているので、よりらしさを出すなら
「ア」のピッチリバース各種と「テンション」のピッチリバース各種がある方が良いという感じですね。「テンション」も「テン」「ション」で区切ったり
よりリアルなスクラッチを求めるならスクラッチが出来るDJアプリとかで触って感覚を知るのが良いですが(だとしたら、それを録音したらここまでの面倒な手間いらないのでは?)
作る段階で16個作ったので見にくいですが、下から①一番上が⑩となっています。
今回大分スクラッチの打ち込みについては個人的にガジェソにのおかげで掘り下げる事が出来ました。実際コルガジェ縛りという中で個人的にテクい事をしたいと思い試した事ですが、このような事も出来るという紹介でした。
ちなみにスネアの音等はスクラッチにも使いやすいかもしれません。
あとは、声ネタと隙間ノイズ変わりにスネアのリバースを部分的に使用する等もありですね。
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