2018年3月29日木曜日

第99回「ガレバンアップデート!」【GarageBand】

こんにちは、りざーどです。
昨日ガレバンのアップデートが来ましたね。
今回はその内容について紹介していきます。
今回のアップデートでバージョン2.3.3になります。

そして内容は
・動物、乗り物、さまざまな言語での10までの数え方など、教育に役立つ無料のサウンドエフェクトを含む”トイボックス”サウンドパック
・顔の表情とTrueDepthカメラを使って、ギターのワウやシンセサイザーのパラメータ等の音楽エフェクトをハンズフリーで制御※iPhone Xのみ
・”Modern Wah”ギター・ストンプボックス・エフェクトが追加
・安定性が向上しバグが修正
といった内容です。
目玉としてはiPhoneX専用の表情で操作するという謎機能ですねw
私はiPhone 6Sなので確認する事が出来ませんが。。
サウンドパックのトイボックスもなかなか変わったアップデートだと思いますw
分かりやすく言うとApple Loopsとして使用出来る動物の鳴き声や乗り物の音の効果音パックと思ってもらうと良いでしょう。

 【トイボックス】(173MB)
・400以上のApple Loops
・3つのドラムキット
・10のキーボード音源
・5つのLive Loopグリッド
といった内容で、SOUND LIBRARYからダウンロード出来ます。

Alchemy Synthで使用出来る10のキーボード音源については
Mini Marimba
Music Box
Toy Celesta
Toy Glockenspiel
Toy Melodica
Toy Piano
Xylo Keyboard
Simple Bass
Cheap Organ
Plastic Keys
といった内容です。音としては軽い音が多くチープな感じがするものが多い印象です。
ただ、オルゴールのような音を出したいという時には使えるものがあるなぁといった感じ。
ちなみにサウンドライブラリで使用出来る音が増えていくと把握しにくくなってきます。
Alchemy Synthに関しては、音色変更の部分で
【最近追加した項目】というメニューがあるので、そこをタッチすると追加したサウンドライブラリ毎にアクセスが可能です。

Apple Loopsでは、動物の鳴き声と乗り物の効果音がメインですが、
【コミカルな効果音】も多く入っているのでアクセントとして使うのに個人的には興味を引くものも多くありました。あとは、プラネタリウムというApple Loopsのものはアンビエント系等に即使えそうなものがいくつかあったりと環境音のようなものもあるので、そういう系の曲を作るのには便利ですね。

3つのドラムキット
70s Rhythm Box
Knisk Knack
Pots and Pans
こちらの3つのドラム音源については物凄く特徴的というわけでもなく個人的には印象はほぼ無いですw

無料ですし、不必要なら削除も出来るようなので一度サウンドライブラリは入れてみて確認してみると良いと思います。

あと、こちらでは紹介をするタイミング無く私自身も気づいたのが遅れたのですが、
1月(?)追加された【フレックス&フロー】というサウンドライブラリもあります。
 【フレックス&フロー】(174MB)
・395のApple Loops
・25のAlchemyシンセサウンド
・5つのドラムキット
・2つのLiveグリッド
今回追加されたトイボックスよりもこちらの方が私的におススメですw
チル系ヒップホップ・パックとなっています。尖ったリード音等もあるので
今までのガレバンのシンセが弱いと感じていた人には【エッジ&アングル】とともに導入する事で音の幅は増えると思います。
今までガレバンを使わずに眠らせていた人も一度触れてみてはどうでしょうか?

ちなみにApple Loopsはマイクのアイコンのオーディオレコーダーから全体画面にする事で右上にある〇のような(ループマーク?)から選択する事が出来ます。
これについては以前も紹介していますが、また改めて紹介していこうと思います。


2018年3月18日日曜日

第98回「個人的神アプリ!Three Words」【iOS アプリ】

こんにちは、りざーどです。
今回は個人的に超おススメアプリの紹介です。(やっと理想的なのが見つかった!)
Three Wordsというアプリなのですが、自ら単語を登録し、3つの単語を組み合わせてランダムで表示してくれるものです。
このアプリ、DTMとは全く関係がないんですが、使い方次第で色々な使い方が出来ます。

まず使用方法です。
起動すると+のボタンがあるので押します。
すると文字入力画面になるので文字を入れます。
(一単語25文字くらい入力可能です)
文字入力後、登録を押すと①~③の色が着いたボタンが現れます。
【使用したい場所のみ色が着くようにチェックをすると、その部分にのみ登録した単語が出るようになります。

例えば、②にチェックを入れておくと出力時には真ん中の部分として出て来ます。複数の場所に出る様にするなら①と③をチェックするというような使い方です。

で、これをどうするのか?という部分ですが、
私の使い方は

①にBPMを何種類か登録
②に雰囲気等を登録
③にさらに限定した条件を登録
このような使い方をしています。
これで、メイン画面の右下の>>をタッチすると
【作る曲の条件を表示】する事が出来ます。
つまり、自分でどんな曲を作るか悩んでいる時に
【お題を出してくれる】という事ですw

ちなみに登録した単語は左下のリストから
【確認、削除、使用位置】等を後で手直しする事が出来ます。
中央下の再生ボタンは設定によりきめられた秒数毎に連続表示が可能になりますが、
>>で押す方がスピーディーなので私のような使い方の場合便利です。

画面全体の説明として
左上の○は最盛時の出力の時間間隔
右上に設定
【左下に登録リスト】
中央下に再生ボタン
【右下>>が即時出力】
【+が文字登録】
といった感じになっています。
また、リスト画面の中には今まで出力した履歴も確認する事が出来ます。

登録する単語で縛りをつくっていくという方法は3つ揃うと縛りとして難しくなる事もあります。緩めの縛りを登録していくと良いでしょう。

また、各番号もオフにしておくとオンのものしか出力(表示)されないので、
①と②のみ使用するという事も可能です。

それでは、参考までに私が登録した単語のリストです。
これらの組み合わせが曲のお題になるわけです。実際難しいのも出て来るかもしれませんw
インスピレーションを受けたものを作り出すのもいいですし、
出てきたお題をとりあえず無理してでも作るというのもレベルアップに繋がると思います。

今回の使用方法はトラックメイクを主眼に置いていますが、歌やラップのテーマ等を考えてもらうという使い方も出来ますし、使い手の発想次第で色々な使い方が出来ると思います。


BPM80以下
BPM80~100
BPM100~120
BPM120~130
BPM130~140
BPM140~160
BPM160~180
BPM180~200
HIPHOP
ドラムンベース
ハウス
ダブステップ
ビッグビート
トランス
TRAP

怖い感じの
明るい感じの
悲しい感じの
しっとりした感じの
爽やかな感じの
ダサい感じの
アダルトな感じの
ロックな
壮大な
夏っぽい
音数少なめの
徐々に盛り上がる
最初から盛り上がる
途中で雰囲気が変わる

生音なし!
ピアノメイン
ドラムなし!
ブレイクビーツ
民族系
うるさめ
オシャレ系
8bit系
アッパー系
トランス
ラテン系
歌ものインスト

このアプリを導入して曲作りの幅を広げてみてはどうでしょうか?

2018年3月16日金曜日

第97回「ジャンルについて」【雑談】

こんにちは、りざーどです。
今回はジャンルについてダラダラと書いていきます。
現在音楽ジャンルというと本当に数多くのジャンルがあると思います。
それぞれ好きなジャンルや苦手なジャンルというのもあるでしょう。
コルガジェやガレバンでもドラムやシンセの音の目安としてジャンル名が使われているものも多くありますね。

それぞれのジャンルについて詳しく知りたいと思えばYoutubeで検索するとそのジャンルの代表的な曲が出て来ます。
では、ジャンルの定義とは何でしょう?
この辺りをまとまりなく書いていきますw

ロックと言っても一般的にはギターやドラムやベース、ボーカルがあるバンドとかの音楽というイメージは出来ますが、実際はそこから細分化されています。
大ジャンルというカテゴリではロックという括りだが、そこに属するものでもロックからはみ出したようなものもあるでしょう。
(むしろはみ出してこそのロック!wとも思います)

ジャンルの細分化はその小ジャンルが好きな人には購入や視聴の判断材料になりますし製作者も明確な指針を持ちながら作れると思います。しかし、深く知らない人には敷居が高いような近付きにくい部分があるようにも思えます。
多分多くの人に聴いてもらう点で考えると、あまりジャンルに拘りすぎるのも良くないのかな?とは思うんですが、製作者としてはこだわりたいw
このジレンマですねw

視野を狭くなりすぎず聴きやすい部分を作っていく(漠然としてますが)
これが、多くの人に聴いてもらうには大事な点だと思います。
おそらくこれが、【ポップミュージックに寄せる】みたいな表現になるのかな?と。

「いやいや、本当に凄い曲はどんなに狭いジャンルでも人を魅了できる!」
この意見ももちろん分かるし、理想的だとは思います。しかし、私自身はそこまで1つのジャンルを突き詰める事が出来ない性分なので極めるというアプローチは捨てようとw

曲の中で何かしらキャッチ―な部分があった方が分かりやすいのかもしれないという部分が私自身も次に進むべき課題と感じています。

では、ここで少し話題を変えて元々のジャンルの定義について
ジャンルの定義には色々なものがあります。
それまでのその音楽が育ってきた文化面や歴史というのもあります。
この部分についてはやはり深く知っておいた方がより良いものを作れるでしょう。
(昔の音、今の音という流れを知るという意味でも)
ただ、今回思った部分で【音色】という部分もジャンルを定義付けする上であると思います。音色と言いましたが、【譜割】とかもそうですね。

冒頭の部分で触れましたが、ドラム音色やシンセ音色でジャンル分けされているものが多くあります。コルガジェのRecife等でははっきりとジャンル分けされたキットになっています。
しかしtrapという音色を選んでも、ハイハットの連打とかそのジャンルの特徴的譜割でなければもちろんtrapミュージックにはなりません。この辺りがジャンルの歴史、特徴を知るという部分ですね。

ただ、【曲を作りたかったらそのジャンルの歴史を知れ!】で締めるのも何か違いますよねww

譜割、音色、楽器等を違うものも取り込んで新しいジャンルを作る。
理想ですねw
自分自身の得意とするジャンルを違う楽器やドラム音色で作る事で自らのジャンルをはみ出していこう!という事です。
昔、ドラムンベースというジャンルが流行り多くのスタイルに細分化されていく中で、
ドラムンのドラム譜割をハウスミュージックに入れたような形で2STEPというジャンルが生まれた事がありました(一時的に持ち上げられすぐに廃れた記憶がありますがw)
その系譜がわずかにあるのがダブステップかな?とも思います。
隙間のあるドラムに加えややドラム的配置をしたりするワブルベース。

このような作り方が新たなジャンルを生み出すきっかけになると思います。
制作者としてジャンルのこだわりと冒険、そして他ジャンルを取り込もうとする事で自身の曲の幅を増やす事もできる。
この辺りの行動をしていく事が自分のホームとしているジャンルの曲のレベルアップにも確実に繋がります(やや遠回りかもしれませんがw)
そして、多くの人にも聴いてもらいやすい部分を作り、
「へぇこういう音楽もあるんだ(おもしろそう)」と思えるような曲を私自身作っていきたいと思います。

こう考えると壁(課題)多いですねww
今回は大分片寄ってますwあくまで一個人の意見としてご了承くださいw
あと、【一般受けを狙うのと媚びるのは違う】という点が重要ですねw
追記しておきます。

2018年3月3日土曜日

第96回「KORG Moduleの音源で曲を作ってみました」【KORG Gadget】

こんにちは、りざーどです。 最近コルガジェを起動したらバッテリーの消耗が早く 近いうちに機種変更を検討しなくては。。と財政難の中焦っておりますw 前回の記事で紹介したKORG Moduleの音源を使った曲がやっとこさ出来ました。 「KApro-Orchestral Dreams」という音源で、ストリングス等がかなり強化された奴です。


ちなみに過去曲の「忍者のテーマ(竹のシーン)」という曲をセルフリミックスしてみました。
今回買った追加音源の中で個人的に良かった点として
前回も紹介しましたが、結構良い感じの【尺八】の音色があったことですねw
ストリングスだけでも満足していた所にこういう音が入ってるのは本当にうれしかったですw

そんなわけで尺八の音をメインにしつつ原曲をもう少し豪華にしてみる。という方向で作ってみました。
中盤の尺八のメロが変わる部分は音がやや遅れた感じになってるので、
ノートの位置をグリッドに合わさず少しづつ前にずらしても良かったかなぁと
今回出来なかった点に気づきました。

まぁ気づくというのは次回以降に取り入れて進歩出来るという事でw
使用したガジェットは
Glasgow
Recife
Montpelier
Lisbon
です。いくつかのガジェットは複数起動してます。

音色追加を検討している方は参考になるかもしれません。
色々と幅を増やす為に行き詰っている場合は追加音源も良いですよ。