2017年6月21日水曜日

第77回「GET WILD(Japanese Rave mix)解説」

こんにちは、りざーどです。
先日GET WILD リミックスコンテストに応募してきました。
さっそくYoutubeでは低評価の嵐ですがw
今回は私のリミックス Japanese Rave mix(通称GET WILD 音頭)について
解説を行っていきます。


何故こういうスタイルになったか?ですが、
曲タイトルのインパクト(音頭の方)と、夏といえば祭りという部分、
また、公式でもリミックスコンテスト祭と書いていたので「このスタイルでいこう!」というのは
比較的早く決まりました。
そして、それが詰まった曲になったと思います。

他の方の作品を聴いてもわかる通り、私の作品でまず感じるであろう部分として
「音色しょぼい」という点が大きいと思います。
これも敢えてこのような音にしています。
大きな理由として
「現場仕様であること」
これです。ここで言う【現場】というのは盆踊り等のお祭りで流れて違和感がない音
というところです。あまりにシンセが全開とかだと他の盆踊りソングと相性が良くないと
考えました。これが、大きな縛りになってしまい「どうすれば【らしさのある音】になるか?」
という部分でかなり悩みましたw
ちなみに使用機材はKORG GadgetとGarageBandが90%、オーケストラヒットの音のみ
Roland XV5080を使用してパソコンのACIDで作りました。

特徴的な部分としてはオーケストラヒットを用いた部分の
冒頭、歌終わり、サビ終わりに流れる部分です。
これは、GET WILD '89のシンセブレイクの部分を音頭譜割で再構築してみました。
'89でもこのシンセブレイクがRave感を感じたのでここを一番聴かせたい部分として
作っていく流れでした。


曲としての盛り上がり所は最初のサビ終わりからの間奏の部分ですね。
ここは少しクラブサウンドらしさを出していこうとベース等で勢いを出すようにしました。

太鼓、クラップ等で定番ぽい音頭リズムを3パターン作り
原曲の使用音階を使い音頭感のある音の譜割にしてみました。
その後ベースライン等原曲のものを音頭調にし間奏から盛り上げるという形になり
悩んだ部分は間奏までの部分w
音頭というジャンルでどうもベースラインとかが参考にしたものに見当たらずw
試行錯誤が続きました。
そこで、コルガジェで作っていた部分から新たにガレバンを導入し
いくつかのメロを作りました。開始冒頭から流れる笛の音はガレバンで作成。
これによってかなり【祭らしさ】が出たと思います。
間奏までのベースラインの代わりとして用いたメロは別音色と2つ重ね、
片方は後半も使うようにし、全体のバランスをとりました。

しかし、それだけでは物足りないと感じ
ボーカルいじりを始めます。上手くいった部分として
「こわくはないー」の「い」の部分を逆再生し演歌のこぶしのような
雰囲気を出す事が出来ました。他の部分も色々と細切れにして試したのですが、
以外にボーカルの伸ばし終わりが少なく上手くいかなかったですw
すんなりとしたボーカルでは印象が薄れると思い、
最初の部分等「溜め」を作るようにし【違和感】を作っていますw
このあたりもっと技術があれば色々遊べたかもしれないというのが個人的に
不満な部分です。
(リミックスコンテストでいかにボーカルを調理するか?というのは
個人的には重要なポイントだと思います)

今回改めて気づいた部分として、
コルガジェよりも鍵盤を弾きながらメロを探すという作業に関して
ガレバンの鍵盤は大きくやりやすいと思いました。
(まぁキーボード接続等したらコルガジェも使いやすいですが)
アプリでも出来る事の幅は結構あるので行き詰った時は別アプリ使用というのも
良いと思います。

2017年6月13日火曜日

第76回「リミックスという事を色々と考える」


こんにちは、りざーどです。
前回の記事で紹介した
TMN get wildリミックスコンテスト
の作品を今はひたすら作り込もうとしています。

という事で、リミックスという事について色々と考えてみます。

リミックスとは
複数のトラックに録音された既存の楽曲の音素材を再構成したり様々な加工を加えることによって、その曲の新たなバージョンを製作すること。

とwikipediaにありました。
アレンジなどをしながら新たな曲にするという事ですね。
自分の好きな歌をクラブ仕様に改造したりとか、
「ここをこうしたらもっとカッコよくなる!」みたいな頭の中のイメージを
具現化するというのは曲を作り出した人なら少なからず興味を持つものでしょう。

今まで聴いてきた曲の数々から自分のフィルターを通して新たなものにする。
と言ったらなんかカッコいいですよねw

私も過去の記事で書いたようにセルフリミックスとか色々やってますし
基本聴くのも好物ですw

しかし、「お?こんなリミックスアルバムとか出てたの?」と興味を持って買った時にそこそこな確率であるのが、

『なんかちがう』

これはリミックスものが好きな人は必ず経験があると思いますw
リミックスは勿論その曲を手掛けたremixerが存在します。そのremixerの色がしっかりと出ている場合はより好みが分かれるという部分はあるでしょう。

自分が好きなアーティストがremixerとかの場合は下地があるので「あー、ぽいなぁ」と感じます。しかし【有名な曲】とかのリミックスアルバムを買う場合は、知らないremixerが多いはずです。色んなジャンルの場合も多いので。

聴いていて【音が軽い(薄い)】とか【気に入らない部分】が目に付きます。
まぁこれについても語りたい部分がありますw
まずはその気に入らない曲の中でremixerが推したかった部分を考えるのも耳と脳のトレーニングには良いと思います。
ストレスも増えますがw

さて、そういった【音が軽い】等の不満は何故か?
これは原曲の音を使わずに再現をしている場合もあるでしょう。
サンプリング問題などにも入ってくる部分ですが、
原曲の音がリミックス作品に合わないから
【あえて違う音で再現もしくは表現】という事もあります。

でもリミックスといいながらボーカルが違う人とかは個人的には納得しにくい部分ですw
【原曲の音がいい】という部分は多くの人にも感じるのでは無いでしょうか?


さて、ここで出てくる大きな問題です。

【リミックスは原曲を越えれるのか?】
これが今回の主題ですw
勿論私自身もいくつか知ってる曲で、
「オリジナル越えてるなぁ」と感じた曲はあります。

しかし有名な曲であればあるほど多くの人の耳に馴染んでおりそれぞれの思い入れ等も強い為オリジナル越えは難しくなります。
(ここまで書いて気付いたんですが、そこまで思い入れのない曲の方がリミックスを聴いても違和感なく楽しめるのでしょうね。軽く知ってる程度とかの方が。)

この辺りについてはヒットした映画の続編を違う監督が作るってのに近いかな?と思います。ターミネーター1作目からT2で違うアプローチ(キャメロンのセルフリミックスみたいな感じ?)がより大ヒットとなり、続編は出る度に【なんか違う】という状態。
※あくまで私の主観ですがw

まぁ有名な曲のリミックスはそれだけハードルも高いという事です。
映画の続編でお決まりのセリフがあるように、曲のリミックスも原曲のフレーズがあります。どの部分を活かしどのようにして聴かせる(アゲる)か?

中途半端に原曲に沿うよりは開き直ったくらい弾けた方が良い時もあります。
まぁこんだけだらだらと書きましたが、
結局は
【やりたい事をやりたいようにやれ!】
という結論にはなりますw

そして、冒頭にあったようにget wildリミックスコンテスト。
申し分無い有名曲。しかも本人達も今までセルフリミックスしまくりw
さて、これをどう表現するか?w
TMNが審査員もするというのは自分の作ったものをプロが聴くという事です。
これは是非皆さんの感性を爆発させたものをぶつけるのはどうでしょうか?
GETでWILDでタフな曲でCHANCEとLUCKをGETしてみては?

私も何とか近日中には完成させたいと思っています。その時にこの記事の説得力があるかどうかはわかりませんがw


(あと、リミックスアルバムとかで全く楽しめないのも実際ありますよねーw今まで結構痛い目見てますw時間が経って聴いてもよくならないやつw)

2017年6月5日月曜日

第75回「色々コンテストやってますね」

こんにちは、りざーどです。
すでにご存知の方も多いと思いますが、
KORG Gadgetを使用したコンテストが開催されています。

詳細は公式のこちら
http://www.korg.com/jp/news/2017/0531/

あとは、くらんけさんの記事を読んでもらうと良いでしょう。
http://gadget-junkies.net/?p=3474

ルールとしては 
Alihoopaのアカウントを取得し
Tempo【BPM140】で【オリジナル曲】を作る事。
#korg140のハッシュタグをアップロードの際に着ける事。
以上のようになっています。

期限は【6/30(金)まで】
賞品もあるようなのでGADGETerは是非挑戦してはいかがでしょうか?
私も先ほど応募してみました。自分らしさ100%w