2018年5月5日土曜日

第101回「いかに物欲と向き合うか」【雑談】

こんにちは、りざーどです。
現在物凄いスランプとなっていますw
曲は作れるという感覚はありながら、どうも作りたいものが作れないw
完成まで作る前に「なんか違う」っていう状態の繰り返しですw

そして、今回は今までの自分の経験を振り返りながら戒めとしての内容になっています。
しかし、多くの方に【刺さる】内容ではあると思います。
それでは、いってみましょうw

何事も趣味を始めたばかりだと特に感じる部分であり、ある程度中級者になっても付きまとうものである【物欲】
どういう事かと言うと、
「もっと良いマイクだったら綺麗な音になるのに」
「フリーソフトだしプロ用のDAWが欲しい」
「もっと理想的な音色があれば作りやすくなる」
こういった欲望があるはずですw

しかし、
コンデンサマイクがあっても歌自体が上手くなるわけではないし、
細かい部分まで管理出来るプロ用DAWを使いこなすにはより細かい部分まで下地の知識等が必要だったり、
音色を手に入れても「やっぱりピンと来なかった」
という事が結構な確率でありますw

私自身もDJ機材が揃っていなかった学生時代
CDJ1台と親父のベルトドライブのレコードプレイヤーでミックスとかの練習をしていました。当時はCD-Rもまだない時代でCDJでかけれる曲は純正のCDw
レコードの速さも変えれないので選曲も難しい状況でしたww
(レコードをかけて、CDJで次の曲をテンポ合わせして繋ぎ、次のレコードのテンポにCDJのかかっている曲を徐々に変えていくというスタイルw)
勿論当時の私が思った事は「ちゃんとしたDJセットがあればもっと上手く出来るのに」
この想いでした。
しかし、DJセットが揃った時(つまり皆と同じ土俵に立った時)
ミックスが下手になりましたw
なんだかんだ、揃っていない環境の方がミックスを慎重に綺麗に繋ごうとしていたのが、
そういう気持ちが減ってしまっていたんですね。
レコードも数が少ない時は、よりしっかりと曲を聴き込んでいたのですが、
ある程度財力が増えると1曲に対し向き合う時間は少なくなってしまいました。
これが私自身の苦い経験w

良い機材や高級なDAWを手に入れてプロと同じ土俵に立つという事は、
より自分と他者とのレベルの差を感じてしまう危険性もあるわけですw
(ネガティブな思考に陥るとですが)
もちろんポジティブに進めるのならそういった思い切りも大事だと思います。

自分のやりたい事に対して金を出すという事はシーンを発展させるのには
勿論大事な事です。誰も何も買おうとしなければ、新しい機材とか作る方も
作る気が起きません。
しかし、使いこなせずに買うだけでは機材とかも浮かばれないと思います。
本当に今の自分に必要なものなのか?試行錯誤はしてみたのか?
この辺りを意識して現状のものを使いこなすというのが
私自身忘れがちになる気を付けないといけない部分と思っています。

高性能なマイクを買ったら音質は良くなるかもしれません。しかし、環境音もがっつり拾ってしまう可能性もあります。今のマイクの音質をどうすれば聴きやすくなるのか?そういった波形編集をしていく事で下地が出来てくると思います。
下地や物に向き合う根気がある程度出来ると次のステップに進みやすくなるのではないでしょうか?
私も苦い経験の中で、
下地としては【CDJを扱うのは上手くなった】というのがありますw

何かしらの下地が出来たらある程度応用が利くというのはあるので、始めたばかりの人は「これが出来るようになったら、新しい機材を買うぞ」みたいな目標を作って進んでいくのも良いのではないでしょうか?
(新社会人もそろそろ初給料の時期ですねw計画的にw)

そして、冒頭の私のスランプですが
コルガジェを使って「この音どう使おう?」とか音色は豊富になったのに
上手く使いこなせていないんですよね。
自覚している部分として
【想像力の欠如】
これだと感じています。あとは、新しいもののインプットが足りていない。
今の課題としては音色使用の為の試行錯誤と模倣
これをやって使える音の幅を増やしていく必要があると。

今までインスピレーション頼りで作っていましたが、私自身も底上げの為の経験値を稼いでこうと思います。